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昨日の記事にも書きましたが、 http://zvitaminzzz.blog.shinobi.jp/Entry/172/
見てきました。ネイビーシールズ

原題は「Act of Valor」 勇気ある行動、 という意味。
このタイトルの意味は最後の最後でわかりますが、本当に本当に素晴らしい映画だった。
期待して見に行きましたが、期待以上でした。本当に映画館で見れてよかった。
<以下、ネタバレがあるので、閲覧注意>
ミリタリーもので好きな映画が、ブラックホークダウンなのでが、それとはまた違った良さを持つ映画です。
BHDが戦争、軍を分かりやすく大衆に見せる映画でCOD的だとしたら、
このAOVは、戦地、兵士の一人として戦場とそこにある空気を体験できる映画、というよりパンフレットにも書いてありましたがこれは素晴らしいドキュメンタリーで、MOHとかレインボーシックスに近い。
あとは、とにかくリアル。
本物のウェポンを使用しているというので、その音がまずは素晴らしく、あとは実際に映像としてみて圧倒されました。
あとは前者が陸軍のレンジャーやデルタであり、こちらがシールズ・海軍という違いもあるのでしょう。
陸軍は、長期戦の陸上戦争に特化した部隊であり、後者は短時間集中型の部隊みたいです。
それは、映画中の作戦も、基本ステルスで相手に気付かれないように近くまで行き、交戦になれば容赦ないですが、目的だけを時間内に素早く遂行するというのが分かります。
ちなみにシールズには1~10のナンバリングされた部隊があるらしいですが、6、9あたりは欠番らしく・・その存在は秘密事項とのことです。
実際にビンラディンの暗殺に成功したのはこのシールズの6だったとか。
陸軍における、機密の対テロの精鋭部隊デルタフォースに相当する最高精鋭部隊がこの6ということになるのでしょう。
つまり国家秘密ですよね、この映画をつくられたときペンタゴンが「アメリカ軍の機密を見せすぎだ」と言ってきたのもそういうことなのでしょうか。
そしてこの映画でメインになる部隊は7です。
この映画、実は今日だけで二回も見てしまいました。
初めは一回で満足するだろうと思ったのですが、一回見れば、「あ、あのシーンもう一度みたい」となり二回目もという。
そしてこの映画には、ストーリーテラーがいるのですが(作中で、誰かが誰かに向けて語りかけている、それは手紙の内容なのですが)
最後の最後にそれが誰だったかが分かるのですが、分かったとき、いい意味ですごい鳥肌が立ちました。
この謎の持たせかた、魅せ方は非常にすばしい。
この映画は、リアルな隊員の動き、徹底された現場の雰囲気を味わえるのはもちろん魅力ですが、個人的にはこの脚本と展開にも大きな賛辞を与えたいです。
そして私はミリタリーゲームにしても、やはりシナリオがいい作品が好きです。だからこそ、この映画はそういう意味でもたまらないものがあった。
そして、実は二回見てもまだ見たりないのです、できれば公開中にあと何回かは見に行きたい・・
そしてその、ストーリーテラーの「誰かが誰かに~」ですが、それは「デイブが、ローク大尉の息子に」です。
デイブというのは副官で、ローク大尉の部下でもありますが、プライベートでも深いきずなを持つ親友です。しかし最後の最後に、ロークは死亡してしまうのです。
ロークは妊娠した妻をアメリカに残したまま任務に向かった。しかも初めてできる子供。
デイブはロークとともに、いやそれ以上にその朗報を喜んで、戦地でも何度も「早く帰ってお子さんに会いたいだろう」などと言ってきます。
しかしロークは子供を見ることなく、逝ってしまった。
ロークがどんな素晴らしい兵士であったか、どんな誇りをもって死んでいったか・・それをデイブが手紙に書き
「君の父は、素晴らしい人だった・・」と振り返るようにして語り、この映画は進んでいくのです。
これが分かるのが本当に最後の最後。
ロークの妻が手紙を受け取り生まれたばかりの子の前でその手紙を読み涙を流し、その手紙、今は亡き夫の贈ってくれた(デイブにポークが託した)
言葉をつづった手紙、を夫の写真の前に飾り、映画は終わり、そしてその後に「Act of Valor」のタイトルがでます。
この映画、タイトルでないのね、と思ったらこんなところで・・って、ことで憎いです。本当に演出がすばらしい。
まずはその感銘を受けた、ストーリーや展開に触れますが、これが分かるのも私は二回目を見てからでした。
一回目は、とりあえず、映画の中の画像を見るのでいっぱいいっぱい。
実際のシールズの隊員の動きの素晴らしさ(本当に音も立てずに、上半身を固定したまま動いていく)
に目を奪われます。
あとは、この映画ではヘルメットカメラという隊員のあたまにカメラをつけて見せる映像がかなりあります。
つまりそれは一人称視点、FPS、しかも本物の兵士が本物の銃を撃つシーンが見られるのです。
すごい没入感であり、とりあえずこの映像もすごいです・・
クリアリングするときの視線の動かしかたもすごいし、なによりやっぱり銃が反動はあるのですが、上よりぶれないんです。
んで、このぶれない動きが、スライディングしてそのまま銃撃というシーンがあるのですが、これもすごかった。
本当にかっこいい。
あとはこの部隊にすごいスナイパーがいるのですが、彼はライフルスコープを覗いても決して片目を閉じないのですね。
両目で見ている。
この方も、実際に素晴らしいスナイパーらしく、数秒の狙撃を行うため数日間も同じ場所にいることをしてのけるということらしいです。
ちなみに映画の中で、このスナイパーの隣に指令をする兵士もいるのですが、彼が飛ばすのがラジコンの偵察機です。
これをアイパッドみたいなもので見て、「何時方向に動きあり」などを逐一報告、敵陣に入り込んでいる味方を遠方よりバックアップしていき、狙撃できるところはヘッドショットしていく・・この連携にもただただ見入ってました。
また、このスナイパーの彼が、ロケットランチャー(あれも本物)を打ち込むシーンもすごい迫力ですし・・
あとは、デイブが最後の最後に被弾され、メインウェポンをもてなくなったとき、素早くサブウェポン(このときは足に装備したハンドガン)に切り替える動作の素早さも見惚れました。
本当にプロなんだというすごいものを一気に見せられます。
あとは個人的に一番感動したのが、あの雲よりはるか上の上空より落下し目的地に降りる→地上付近でパラシュートを開く、シーンです。
かなり暗いのに・・すごい・・と思えば、これは映画のために(兵士を映像でとらえるため)実際よりかなり明るい時間にやったとのこと。
本番では、「身を隠しながら目的地に行く」ため、まさに真っ暗闇を降りるらしいですね。
あとはやはり空より落下し、海に着弾、原子力潜水艦(これは映像として映すのが初めてらしい)が一瞬だけ水面にでたときにすばやく乗り込むシーンとか・・
ヘリに船をつるし、そのまま水面におろし、ヘリより素早く兵士が降りそのまま川を下って行くシーンとか(これも初めて映像にとらえたらしい)
見どころはこれでもかというほどにたくさんあります。
そして二回目の鑑賞でみたストーリーですが、
話は麻薬・武器の密売をしている男と聖典主義の男(対アメリカのテロリスト)のつながりを探っていたCIA捜査官が捕えられたことから始まります。
ここら辺の流れは、とてもレンボーシックスを思わせます。またこの映画は終始、対テロを強くストーリーに絡めているのでそこらへんも。
あとは、一つのことが解決したら、そこからまた問題が出てそれを解決していくというような入り組んだドラマも似ている。
なかなかにシナリオは難しめで、そして何度も見ることでいろんな発見があり、何度見ても飽きないという点でも。
そして、その捕らわれたCIA捜査官を救うために、集結されたシールズのメンバー。
この少し前、バーで飲んでいるロークとデイブのシーンがありますが、ここでロークが「父になるための本」というのをデイブに見せます。
それで「子供ができたのか、おめでとう!」というデイブは、その場の皆にも「ロークに子供が今度できる」ということを広めてしまい「お前は口が軽いな」などと叱られます。
代わりに、今度サーフィンに付き合ってもらうぞ、などといって二人はともに家族を連れてサーフィンへ。
サーフィンをしたことがないというデイブは、ロークに教わりながら波に乗る。そしてそれを見守る二人の妻と、デイブの子供たち。
実はこの映画は、実際の兵士がでてるのはもちろん、家族も実際の家族が演じてるらしいです。
この波乗りのシーンで「彼とは兄弟同然の友として育った、戦地でもともに戦い、信頼しあっている友人だ」という、デイブのナレーションが入ります。
一回目をみたあと、だとここらへんの台詞がすごく胸にきますね。
そしてその後、集結されるメンバーはヘリよりそのCIA捜査官の捕らわれているというアジト周辺に進む。
ここら辺の任務や、スピ―ディーな動きは本当にほれぼれします。
音楽も盛り上がりが非常によく、銃撃戦のところも非常に見ごたえあり。
無事にCIA捜査官を救えたシールズの面々ですが、その後そのCIA捜査官の持つ情報が、
麻薬密売の男と聖典主義の過激派とのつながりを証明するものであり、聖典主義の男が何をしてくるか、アメリカにテロリストを送ってくるのかということになり
さらに自体が変わる。
目的を探るために、その聖典主義の男(ユーリとかいう名前で呼ばれており、この密売の男とは幼馴染という設定らしいです・・この二人の考えの違いなども非常に見どころでした)
と組んでいる、密売の男(CIAの捜査官を逃がされたことで危機を覚え、身を隠している)を探し出すのですが、ここの展開もすばらしい。
大西洋の船の上でひっそりと豪遊していた男を衛星でとらえ?その後に急襲をかけるのですが、ここは密売の男の視点でストーリーが展開するので、
いきなりシールズの面々が海上より撃ってきて、船に一気に乗り込んできたときのすごさには恐怖すら覚えました。
さすが海軍とでもいうべきか、この海の上の戦いの制し方の鮮やかさは素晴らしいです・・
そしてこの密売の男を尋問するのが、シニアと呼ばれる実際の軍の司令官の方。
鬼気迫るやり方、つめ方も圧巻。
ていうか、耳が聞こえにくくてね、と言ってましたがあれは様々な戦闘で耳をやられたということなのでしょうか?
そう言えば、彼らは耳を覆ってないで銃を撃つことが多そうです、それとも演技かな。
そしてその尋問の末、聖典主義の彼が自爆ジャケットをテロリストに着せてアメリカ本土に密入国している、こうしている今も。
ということを吐き、今度はまたシールズが、その聖典主義の男を捕まえるために動きます。
潜水艦よりソマリアの港にいく偵察隊から、その男の行き先を掴み、
メキシコ、アメリカ国境の町に向かっているとのことで向かうシールズ。
ここの小さな町でも一人のテロリストを捕まえるのですが、ここではナイトビジョンを使用してました。
このシーンですね

http://rangerthefuckup.tumblr.com/post/25276158568
しかし肝心の、聖典主義の男はいない。もっと西に向かった?
ということで更にメキシコ内を探る。場所を捉えるが、そこに向かうにはメキシコの軍(かな)の協力もいるとのことで、そこの将軍と協力することになるシールズ。
ここで、その男の向かった先が市街地、しかも武装した兵士が多い最悪の場所、地下の通路に入るとまさに迷路ということを言われる。
市街地の戦闘ということで「ブラックホークダウンの二の舞はしたくない」という言葉もでてきましたね。
というか、ここの砂漠の上で二人の兵士のトップが向き合い手を固く握るシーンは周囲に待機する兵士たちのシルエットも相まって非常に映像として美しいです。
魅入りました。
そしてそのメキシコの市街戦、がこの映画の最大の見せ場でクライマックスです。
初めは気づかれないようにトラックの中に隠れて進むメンバーですが、途中より完全に交戦状態になります。
聖典主義の男を追いつめつつ、武装した民兵と交戦していく。
ここで、ロークとデイブは分かれて行動することもありましたが、ここでは一緒に行動してます。常にお互いをカバーしながら動きあう。
フラグを投げてクリアリングしながら角を進んでいくとかカバーしながら進んでいくとかもすごい見どころ。
ていうかフラグ、アウト! といってフラグを投げると、爆発するぞ、って訳してるのにすっごい違和感を感じる・・
リロード!をシールズは、JJといっているのですが(これはどういう意味なのでしょうか?)、それをそのままJJと訳してるのにも違和感です・・
そして部屋の一つに入ったところで、クリア、と言いますが、実はグレネードを持った民兵がいるんですよね・・それがシールズが部屋に入ってきたときに投げ込まれる。
そのグレネードに気づいたのは、ロークだけ。
彼はどうしたかというと、「グレネード!」と叫んで、そこにいる兵士をみなふせさせたのち、そのグレネードの上に自分が乗るということをして自分の体内で爆発をさせるのです。
これは・・・言葉を失った。
それを見て、必死に駆け寄るデイブが、ぼやける視界でうつるのは、これはローク視点か。
ロークの下に血が流れ、彼は動かなくなる。
デイブは、「ローク大尉は見てるのでデイブ副官は、首謀者を追ってください」と言われ、その場を離れて聖典主義の男を追いこんでいく。
そして地下の迷路にやってきて、やはり迷いながら進む。
ここら辺の展開は熱いですね。
そしてここでデイブも被弾し、前記したようにハンドガンに持ちかえるというシーンがあります。
しかしデイブも血を流し、立っていることもできず、その場に崩れる。
ここでもぼんやりした視界の先で、犯人がこちらに撃ってくる、のが見える。
動かなくなった手で必死にリロードする・・
という攻防が見られます。
瀕死の状態でハンドガンで最後に闘うというのはやはりドラマチックですね
この先の展開は、ここには書きませんが(是非映画で見てください)
この時のデイブとロークの心音が同調するように聞こえてくるのが素晴らしかった。
そしてデイブが仲間とともに全てをやり遂げた時、ロークの心音が消えて眼が痙攣して閉じていく、いくという演出も。
あとは最後の最後に、そのデイブの書いた手紙の文面がデイブの声にオーバーラップしてロークの声になり、
そしてデイブは独り、かつて親友に教わったサーフィンをしに海辺に一人で向かう・・シーンも・・
素晴らしかった。
リアルさを追求した映画で、本当に兵士の動きもすばしく、数年かけて一つに仕上げた作品としての完成度もすばらしい。
何度もかみしめながら何度も見たい、・・そう思いました。
今年見た映画で(上半期)、一番感銘を受けた映画です。
追記、今回映画にたずさった監督二人は、軍・兵士のドキュメンタリーも取られてるそうです。これも是非見てみたいところ。そして監督の一人は「バトルフィールド3」「メダルオブオナー」の宣伝担当だったとか、EAにかかわりのある人物なのでしょうか。
そして、トムクランシーも取り上げられてますが、映画だけでなく、ゲームでの彼の功績をかなり書かれております(パンフレット)レンボーシックス、スプリンターセル、ゴーストリコン、HAWX。そして驚いたことに、このレインボーシックスのゲームプレイは実際に、ペンタゴンの米軍兵士のトレーニングの一つに取り入れられてるとのことです・・・すごい
追記2、
あと、ローク役の方(本名もローク)の妻が夫を送り出したあと、泣いているシーンを見て、
「こんなこと実際に在るのか?」と吃驚したらしく、その後妻に聞いたら、それは事実だったとのこと。
夫には言わなかったそうです。
しかしこの映画で描かれることでそういう妻の思い、夫を送り出している間の不安なども見えて、この映画には感謝してると書いてました。
また、撮影でも、感極まって実際に泣いてしまったみたいですね。
アクションシーンはほぼノーカット、ノーリテイクでやったらしく、臨場感もすばらしいですが、
あのロークの妻のシーンもワンテイクでやったのだとしたら、本当にこの映画はドキュメントです。
見てきました。ネイビーシールズ
原題は「Act of Valor」 勇気ある行動、 という意味。
このタイトルの意味は最後の最後でわかりますが、本当に本当に素晴らしい映画だった。
期待して見に行きましたが、期待以上でした。本当に映画館で見れてよかった。
<以下、ネタバレがあるので、閲覧注意>
ミリタリーもので好きな映画が、ブラックホークダウンなのでが、それとはまた違った良さを持つ映画です。
BHDが戦争、軍を分かりやすく大衆に見せる映画でCOD的だとしたら、
このAOVは、戦地、兵士の一人として戦場とそこにある空気を体験できる映画、というよりパンフレットにも書いてありましたがこれは素晴らしいドキュメンタリーで、MOHとかレインボーシックスに近い。
あとは、とにかくリアル。
本物のウェポンを使用しているというので、その音がまずは素晴らしく、あとは実際に映像としてみて圧倒されました。
あとは前者が陸軍のレンジャーやデルタであり、こちらがシールズ・海軍という違いもあるのでしょう。
陸軍は、長期戦の陸上戦争に特化した部隊であり、後者は短時間集中型の部隊みたいです。
それは、映画中の作戦も、基本ステルスで相手に気付かれないように近くまで行き、交戦になれば容赦ないですが、目的だけを時間内に素早く遂行するというのが分かります。
ちなみにシールズには1~10のナンバリングされた部隊があるらしいですが、6、9あたりは欠番らしく・・その存在は秘密事項とのことです。
実際にビンラディンの暗殺に成功したのはこのシールズの6だったとか。
陸軍における、機密の対テロの精鋭部隊デルタフォースに相当する最高精鋭部隊がこの6ということになるのでしょう。
つまり国家秘密ですよね、この映画をつくられたときペンタゴンが「アメリカ軍の機密を見せすぎだ」と言ってきたのもそういうことなのでしょうか。
そしてこの映画でメインになる部隊は7です。
この映画、実は今日だけで二回も見てしまいました。
初めは一回で満足するだろうと思ったのですが、一回見れば、「あ、あのシーンもう一度みたい」となり二回目もという。
そしてこの映画には、ストーリーテラーがいるのですが(作中で、誰かが誰かに向けて語りかけている、それは手紙の内容なのですが)
最後の最後にそれが誰だったかが分かるのですが、分かったとき、いい意味ですごい鳥肌が立ちました。
この謎の持たせかた、魅せ方は非常にすばしい。
この映画は、リアルな隊員の動き、徹底された現場の雰囲気を味わえるのはもちろん魅力ですが、個人的にはこの脚本と展開にも大きな賛辞を与えたいです。
そして私はミリタリーゲームにしても、やはりシナリオがいい作品が好きです。だからこそ、この映画はそういう意味でもたまらないものがあった。
そして、実は二回見てもまだ見たりないのです、できれば公開中にあと何回かは見に行きたい・・
そしてその、ストーリーテラーの「誰かが誰かに~」ですが、それは「デイブが、ローク大尉の息子に」です。
デイブというのは副官で、ローク大尉の部下でもありますが、プライベートでも深いきずなを持つ親友です。しかし最後の最後に、ロークは死亡してしまうのです。
ロークは妊娠した妻をアメリカに残したまま任務に向かった。しかも初めてできる子供。
デイブはロークとともに、いやそれ以上にその朗報を喜んで、戦地でも何度も「早く帰ってお子さんに会いたいだろう」などと言ってきます。
しかしロークは子供を見ることなく、逝ってしまった。
ロークがどんな素晴らしい兵士であったか、どんな誇りをもって死んでいったか・・それをデイブが手紙に書き
「君の父は、素晴らしい人だった・・」と振り返るようにして語り、この映画は進んでいくのです。
これが分かるのが本当に最後の最後。
ロークの妻が手紙を受け取り生まれたばかりの子の前でその手紙を読み涙を流し、その手紙、今は亡き夫の贈ってくれた(デイブにポークが託した)
言葉をつづった手紙、を夫の写真の前に飾り、映画は終わり、そしてその後に「Act of Valor」のタイトルがでます。
この映画、タイトルでないのね、と思ったらこんなところで・・って、ことで憎いです。本当に演出がすばらしい。
まずはその感銘を受けた、ストーリーや展開に触れますが、これが分かるのも私は二回目を見てからでした。
一回目は、とりあえず、映画の中の画像を見るのでいっぱいいっぱい。
実際のシールズの隊員の動きの素晴らしさ(本当に音も立てずに、上半身を固定したまま動いていく)
に目を奪われます。
あとは、この映画ではヘルメットカメラという隊員のあたまにカメラをつけて見せる映像がかなりあります。
つまりそれは一人称視点、FPS、しかも本物の兵士が本物の銃を撃つシーンが見られるのです。
すごい没入感であり、とりあえずこの映像もすごいです・・
クリアリングするときの視線の動かしかたもすごいし、なによりやっぱり銃が反動はあるのですが、上よりぶれないんです。
んで、このぶれない動きが、スライディングしてそのまま銃撃というシーンがあるのですが、これもすごかった。
本当にかっこいい。
あとはこの部隊にすごいスナイパーがいるのですが、彼はライフルスコープを覗いても決して片目を閉じないのですね。
両目で見ている。
この方も、実際に素晴らしいスナイパーらしく、数秒の狙撃を行うため数日間も同じ場所にいることをしてのけるということらしいです。
ちなみに映画の中で、このスナイパーの隣に指令をする兵士もいるのですが、彼が飛ばすのがラジコンの偵察機です。
これをアイパッドみたいなもので見て、「何時方向に動きあり」などを逐一報告、敵陣に入り込んでいる味方を遠方よりバックアップしていき、狙撃できるところはヘッドショットしていく・・この連携にもただただ見入ってました。
また、このスナイパーの彼が、ロケットランチャー(あれも本物)を打ち込むシーンもすごい迫力ですし・・
あとは、デイブが最後の最後に被弾され、メインウェポンをもてなくなったとき、素早くサブウェポン(このときは足に装備したハンドガン)に切り替える動作の素早さも見惚れました。
本当にプロなんだというすごいものを一気に見せられます。
あとは個人的に一番感動したのが、あの雲よりはるか上の上空より落下し目的地に降りる→地上付近でパラシュートを開く、シーンです。
かなり暗いのに・・すごい・・と思えば、これは映画のために(兵士を映像でとらえるため)実際よりかなり明るい時間にやったとのこと。
本番では、「身を隠しながら目的地に行く」ため、まさに真っ暗闇を降りるらしいですね。
あとはやはり空より落下し、海に着弾、原子力潜水艦(これは映像として映すのが初めてらしい)が一瞬だけ水面にでたときにすばやく乗り込むシーンとか・・
ヘリに船をつるし、そのまま水面におろし、ヘリより素早く兵士が降りそのまま川を下って行くシーンとか(これも初めて映像にとらえたらしい)
見どころはこれでもかというほどにたくさんあります。
そして二回目の鑑賞でみたストーリーですが、
話は麻薬・武器の密売をしている男と聖典主義の男(対アメリカのテロリスト)のつながりを探っていたCIA捜査官が捕えられたことから始まります。
ここら辺の流れは、とてもレンボーシックスを思わせます。またこの映画は終始、対テロを強くストーリーに絡めているのでそこらへんも。
あとは、一つのことが解決したら、そこからまた問題が出てそれを解決していくというような入り組んだドラマも似ている。
なかなかにシナリオは難しめで、そして何度も見ることでいろんな発見があり、何度見ても飽きないという点でも。
そして、その捕らわれたCIA捜査官を救うために、集結されたシールズのメンバー。
この少し前、バーで飲んでいるロークとデイブのシーンがありますが、ここでロークが「父になるための本」というのをデイブに見せます。
それで「子供ができたのか、おめでとう!」というデイブは、その場の皆にも「ロークに子供が今度できる」ということを広めてしまい「お前は口が軽いな」などと叱られます。
代わりに、今度サーフィンに付き合ってもらうぞ、などといって二人はともに家族を連れてサーフィンへ。
サーフィンをしたことがないというデイブは、ロークに教わりながら波に乗る。そしてそれを見守る二人の妻と、デイブの子供たち。
実はこの映画は、実際の兵士がでてるのはもちろん、家族も実際の家族が演じてるらしいです。
この波乗りのシーンで「彼とは兄弟同然の友として育った、戦地でもともに戦い、信頼しあっている友人だ」という、デイブのナレーションが入ります。
一回目をみたあと、だとここらへんの台詞がすごく胸にきますね。
そしてその後、集結されるメンバーはヘリよりそのCIA捜査官の捕らわれているというアジト周辺に進む。
ここら辺の任務や、スピ―ディーな動きは本当にほれぼれします。
音楽も盛り上がりが非常によく、銃撃戦のところも非常に見ごたえあり。
無事にCIA捜査官を救えたシールズの面々ですが、その後そのCIA捜査官の持つ情報が、
麻薬密売の男と聖典主義の過激派とのつながりを証明するものであり、聖典主義の男が何をしてくるか、アメリカにテロリストを送ってくるのかということになり
さらに自体が変わる。
目的を探るために、その聖典主義の男(ユーリとかいう名前で呼ばれており、この密売の男とは幼馴染という設定らしいです・・この二人の考えの違いなども非常に見どころでした)
と組んでいる、密売の男(CIAの捜査官を逃がされたことで危機を覚え、身を隠している)を探し出すのですが、ここの展開もすばらしい。
大西洋の船の上でひっそりと豪遊していた男を衛星でとらえ?その後に急襲をかけるのですが、ここは密売の男の視点でストーリーが展開するので、
いきなりシールズの面々が海上より撃ってきて、船に一気に乗り込んできたときのすごさには恐怖すら覚えました。
さすが海軍とでもいうべきか、この海の上の戦いの制し方の鮮やかさは素晴らしいです・・
そしてこの密売の男を尋問するのが、シニアと呼ばれる実際の軍の司令官の方。
鬼気迫るやり方、つめ方も圧巻。
ていうか、耳が聞こえにくくてね、と言ってましたがあれは様々な戦闘で耳をやられたということなのでしょうか?
そう言えば、彼らは耳を覆ってないで銃を撃つことが多そうです、それとも演技かな。
そしてその尋問の末、聖典主義の彼が自爆ジャケットをテロリストに着せてアメリカ本土に密入国している、こうしている今も。
ということを吐き、今度はまたシールズが、その聖典主義の男を捕まえるために動きます。
潜水艦よりソマリアの港にいく偵察隊から、その男の行き先を掴み、
メキシコ、アメリカ国境の町に向かっているとのことで向かうシールズ。
ここの小さな町でも一人のテロリストを捕まえるのですが、ここではナイトビジョンを使用してました。
このシーンですね
http://rangerthefuckup.tumblr.com/post/25276158568
しかし肝心の、聖典主義の男はいない。もっと西に向かった?
ということで更にメキシコ内を探る。場所を捉えるが、そこに向かうにはメキシコの軍(かな)の協力もいるとのことで、そこの将軍と協力することになるシールズ。
ここで、その男の向かった先が市街地、しかも武装した兵士が多い最悪の場所、地下の通路に入るとまさに迷路ということを言われる。
市街地の戦闘ということで「ブラックホークダウンの二の舞はしたくない」という言葉もでてきましたね。
というか、ここの砂漠の上で二人の兵士のトップが向き合い手を固く握るシーンは周囲に待機する兵士たちのシルエットも相まって非常に映像として美しいです。
魅入りました。
そしてそのメキシコの市街戦、がこの映画の最大の見せ場でクライマックスです。
初めは気づかれないようにトラックの中に隠れて進むメンバーですが、途中より完全に交戦状態になります。
聖典主義の男を追いつめつつ、武装した民兵と交戦していく。
ここで、ロークとデイブは分かれて行動することもありましたが、ここでは一緒に行動してます。常にお互いをカバーしながら動きあう。
フラグを投げてクリアリングしながら角を進んでいくとかカバーしながら進んでいくとかもすごい見どころ。
ていうかフラグ、アウト! といってフラグを投げると、爆発するぞ、って訳してるのにすっごい違和感を感じる・・
リロード!をシールズは、JJといっているのですが(これはどういう意味なのでしょうか?)、それをそのままJJと訳してるのにも違和感です・・
そして部屋の一つに入ったところで、クリア、と言いますが、実はグレネードを持った民兵がいるんですよね・・それがシールズが部屋に入ってきたときに投げ込まれる。
そのグレネードに気づいたのは、ロークだけ。
彼はどうしたかというと、「グレネード!」と叫んで、そこにいる兵士をみなふせさせたのち、そのグレネードの上に自分が乗るということをして自分の体内で爆発をさせるのです。
これは・・・言葉を失った。
それを見て、必死に駆け寄るデイブが、ぼやける視界でうつるのは、これはローク視点か。
ロークの下に血が流れ、彼は動かなくなる。
デイブは、「ローク大尉は見てるのでデイブ副官は、首謀者を追ってください」と言われ、その場を離れて聖典主義の男を追いこんでいく。
そして地下の迷路にやってきて、やはり迷いながら進む。
ここら辺の展開は熱いですね。
そしてここでデイブも被弾し、前記したようにハンドガンに持ちかえるというシーンがあります。
しかしデイブも血を流し、立っていることもできず、その場に崩れる。
ここでもぼんやりした視界の先で、犯人がこちらに撃ってくる、のが見える。
動かなくなった手で必死にリロードする・・
という攻防が見られます。
瀕死の状態でハンドガンで最後に闘うというのはやはりドラマチックですね
この先の展開は、ここには書きませんが(是非映画で見てください)
この時のデイブとロークの心音が同調するように聞こえてくるのが素晴らしかった。
そしてデイブが仲間とともに全てをやり遂げた時、ロークの心音が消えて眼が痙攣して閉じていく、いくという演出も。
あとは最後の最後に、そのデイブの書いた手紙の文面がデイブの声にオーバーラップしてロークの声になり、
そしてデイブは独り、かつて親友に教わったサーフィンをしに海辺に一人で向かう・・シーンも・・
素晴らしかった。
リアルさを追求した映画で、本当に兵士の動きもすばしく、数年かけて一つに仕上げた作品としての完成度もすばらしい。
何度もかみしめながら何度も見たい、・・そう思いました。
今年見た映画で(上半期)、一番感銘を受けた映画です。
追記、今回映画にたずさった監督二人は、軍・兵士のドキュメンタリーも取られてるそうです。これも是非見てみたいところ。そして監督の一人は「バトルフィールド3」「メダルオブオナー」の宣伝担当だったとか、EAにかかわりのある人物なのでしょうか。
そして、トムクランシーも取り上げられてますが、映画だけでなく、ゲームでの彼の功績をかなり書かれております(パンフレット)レンボーシックス、スプリンターセル、ゴーストリコン、HAWX。そして驚いたことに、このレインボーシックスのゲームプレイは実際に、ペンタゴンの米軍兵士のトレーニングの一つに取り入れられてるとのことです・・・すごい
追記2、
あと、ローク役の方(本名もローク)の妻が夫を送り出したあと、泣いているシーンを見て、
「こんなこと実際に在るのか?」と吃驚したらしく、その後妻に聞いたら、それは事実だったとのこと。
夫には言わなかったそうです。
しかしこの映画で描かれることでそういう妻の思い、夫を送り出している間の不安なども見えて、この映画には感謝してると書いてました。
また、撮影でも、感極まって実際に泣いてしまったみたいですね。
アクションシーンはほぼノーカット、ノーリテイクでやったらしく、臨場感もすばらしいですが、
あのロークの妻のシーンもワンテイクでやったのだとしたら、本当にこの映画はドキュメントです。
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