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その時好きなものや思ったことなどをゆるく語ってます(ゲームとアニメ、ドラマ、他) ※はじめに、をご一読ください

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宝石の国(~最終話まで)、椎名林檎、昭和元禄落語心中
宝石の国、放送おわりました
最終話はオリジナル要素をふんだんにいれつつも、なんでこんなちょびっとシーンなのにパパラチアだしたん??wっていう感想もありつつも、非常によくまとまっており
ここで終わりでもよし、続くなら続いてもよし(でもあの感じだと劇場版あたりがいいか?)
という感じ
宝石の国、はアニメを見てる時に(アンタークのあたりか)で続きが気になり原作を全部揃えてすでに8巻まで読んでます
8巻まで読んで、この市川さんの得意分野は禅問答なのでは?と思ったこと
それほどに8巻の月人との会話、はすごくおもしろく宝石の国の中で一番読み応えのあるシーンだった気がします、金剛先生の正体についての会話などもおもしろく
アニメや初期ではどうもアクション要素が主体でそれはそれで非常に美しいCGで描かれ見所満載でした
しかしどうも原作の作画はアクションになると、何をしているんだろう??とわかりにくいところもおおく(絵柄が完全にアクションにむいてないきがする・・線の描き方と人物の書き方がまったく同じなので)ぶっちゃけるとアニメにしてはじめて「ああ、こういう動きだったんだ」と分かるところも多かった
しかし原作のラピスラズリの夢、から、月人との出会いのシーンは非常に原作の出来が良い
宝石の国ラジオで「宝石たちの声優は全員女か、全員男、の予定だった、前者になった」といっており、それがこのアニメでは成功してるきがする、皆が性というものを感じさせない演技だったので(ただダイヤはちょっと別格、すごくベタベタした女性ボイスで私はだからダイヤが非常に苦手だ)、なので月人を今後描くときは「全員男」の声優にして、中性的な声でやってほしい、と思ってる それかボーカロイドみたいなAIボイスにして欲しい

宝石の国は今後原作が完結した時点でもまたアニメ化してくれれば、と願ってやまない
そのためにもBDは全巻揃えて貢献したいな、と思ってる
またこのアニメの飛ばせないOP
すごく変拍子のおもしろい曲なのだが、これもラジオで言っていたが
「初めはバラバラの宝石のイメージ、それがどんどん一体化して形になっていく」という歌い方とリズム、メロディーらしい
なるほど、そんな感じ

車の中で聞くと、ほかのJPOPなどではなかなか聴きおとりしてしまうものだが、このOPの「鏡面の波」は聴き応えが非常にある、
CDも買いました




話変わって
車通勤になりかなりの距離を移動するようになりました
そのとき、車の中できくCD、いろんなJPOPなどもあるのですが、やはりアルバムはどれも単調なものが多く、一回聞けば満足です・・
しかし車は一時間は運転してるのでCDアルバムを二回まわし、それでも聴き応えのあるCDはないのか・・と思い、いろいろ手持ちのものを聞いていくと
一番聴き応えのあるのが椎名林檎
結構昔の放電をしばらくきき、これはいいと思い、事変やら、最近の林檎やらのCDを買いあさりました
全部聴き応えありましたw
日出処をしばらく聞いていたときもあった、ほんとうに色があり飽きない
あとあの独特のメロディーは車の操作音の中聞いてもそれに負けない音を放っている
逆に車の中だからこそいい
という感じ
逆輸入も聞いてました、実は元曲はカプチーノぐらいしかしらなくて(これはともさかの歌い方のが好きかなあ・・)でも全部いい曲で
12月に逆輸入2がでるということでこれも予約して買い
今、猛烈にリピートして通勤中に爆音で聴いてますが
いやあ、いい曲ばかり
聴き応えありまくり
やはりともさかは昔から聞いていたので「少女ロボット」は原曲が好きかなあ・・と思ったが
栗山、柴咲、に提供したあたりの曲は林檎の歌い方のがぜんぜんいいです
このふたりは歌は上手いが、個性やアクの強さがあまりになく、おもしろみにかける
が、そんな曲も林檎の歌い方と声に合わせると非常に強烈な色を放つ

全部の曲が好きで原曲も聞いたりしたのですが、上のこともありながらも石川さゆりへの提供曲はどちらもいいなあと思い
しかししかし、
これはりんごより原曲のがよくないか?というのがひとつあった
「薄ら氷心中」
どうやら林原めぐみに提供した曲らしい
初めて聞いたのですが、このぞっとするような哀愁と情念ある女の歌い方をしている林原のが好きだった
林檎は肉食系なので・・こう、幸が薄いような薄幸といった不健康な女というか、ヤンデレ気味な女の歌い方にならない
というか・・
んで、この林原への曲、どうも何かのアニメの主題歌とのことで、そのアニメを知る
実はこのアニメの曲は二期も林檎+林原みたいで、その曲は今回の逆輸入に入ってないけど次回入るのかしら?実は二期の曲のが好きです




このアニメ気になって、こんなOP曲流れるなんてどんな艶っぽいアニメなんだ??と
アマゾンプライムで全話見れるそうなので見始めました

それが、昭和元禄落語心中、というアニメです
8話まで見ましたが、昭和初期の落語の世界のアニメで、これ実写でもいいのでは???とおもうくらいドラマが人情味たっぷりでおもしろい
大人のアニメという感じです
これはじっと座って会話してるシーンや、それこそ演じてる、落語語ってるシーンが多く、かなり声優の腕も必要になると思うのですが・・
石田彰、山寺宏一、林原めぐみ、という実力派揃いなのでひじょーに聴き応え、というか見所あります

一話目は導入部分、この作品の主人公が老いた頃、昔自分といっしょに華を咲かせていた相棒的存在だった男によく似た新人に「お前がわたしのぽっかりと空いた部分をうめておくれ」などといい昔語りを始める
この人物は石田演じる菊という重鎮の落語の語り人(なんていうんだあのひとたち)なのですが、どうもその昔、いっしょに名を馳せた落語者の男といろいろあったらしく、その男は死亡、その男の娘を引き取っている、娘は「あんたがお父さんを殺したんじゃないの??わたし、そのときのことよく覚えてない・・」とのこと、なんで覚えてないのに殺したとかいうのかw
どうも予感とかそんな感じなのでしょうかね・・
母親も亡くしているらしく、まあ想像する限り心中だったんじゃないかなあ・・と
しかしその母は誰だかわからんが、どうやら林原演じるミヨらしいんだよね、でも過去が描かれるとミヨが惚れててミヨと付き合っていたのは菊の方なんだよね
この菊と男、助六は真逆の演じ方をし、真逆の性格なんだけど
菊は陰のある足が悪く線の細い細面な男で、しっとりとしたまたどこか色っぽい演技が上手く、落語をするのは「自分の居場所を見つけるため、そこに自分を肯定化する場所にしたいがため」であり
助六は太陽のような明るさで飲兵衛で女すきで豪快な男で「周囲をあかるくしたい、自分の落語で皆が幸せになってほしい(戦後だからとくに)」みたいな
真逆
この凸凹なふたりは菊が生活面などをしっかり支えているものの、精神面では菊のが依存してる部分もあるのか、ふたりは相棒というよりたまに伴侶のように見える時もあり
ミヨは「仲良すぎ~嫉妬しちゃう」とのこと
まあ、ソウデスネ
このふたりが、芝居をするシーンもあり、そこで菊は女形をするのですが、それが非常に受けて、自分の素質を初めて知り、それから落語もそれ方面でいき成功をおさめる
なんか覇王別姫のような二人だ、と思いだす
あれでは男らしいほうに彼女がいたが、今回は逆というのもおもしろく
ていうか、なぜミヨはこんな男らしくない男が好きなんだwと思うも
初めて会ったとき「あなたはわたしをいやらしい目で見ないわ」というセリフがあり、あえて避けてきている男のサガとは別の性質をもつほうに無理に惹かれようとしてるのが、なんだか自分の運命に必死に逆らってるようにも見えて、少し不憫

このアニメ、8話になってもまだ過去編をやっていてw、しかも8話で、遠征中に放置されたミヨが助六に慰められる・・みたいなところをちょうど帰ってきた菊が見てしまい
「違うの・・菊さん・・!!」といったミヨに
「べつに、なにを謝るんだ・・?」と冷たく言い放つ菊
「・・・!」泣いて去るミヨ
「なんで追いかけねえ!?」という助六に
「わたしは彼女が好きなんだ・・」と泣きそうな菊に
はああ?????となってる視聴者のわたし

菊がよくわからんw
しかし
菊はおそらく、足の怪我の後遺症か、もともとの体質なのか、女性にあまり欲情しないというか色欲を抱かないタイプなのかもしれない
ロマンスが苦手というか
だったらアセクシャルなのか
でもあんな演技をするのは、そういう面を秘めているからなのかもしれないが、自分ではできない質なのかもしれない、だからこそ演じられるものなのかもしれないし
ミヨのあの手この手の女性アプローチは苦手なんだろう、しかしミヨのことは好いている
それがうまくかみ合わずにミヨはやきもきなんだろう

このアニメで菊は自分を「わたし」というのだが、どうも「あたし」というふうにも聞こえ(台本はどうなってんだ?)
これをいう石田の声色がまた色っぽい

ドラマもこの菊の感情の揺れ、悩み苦悩、自分にはない助六の魅力にはじめは焦がれるが、羨望し、嫉妬していく様
も見所有り
とにかく石田彰ファンは見るべきというアニメ(石田がかなり話している、落語シーンもいれるとそうとうなボリューム)
私ももともとすきでしたが、「やはりいい声で、いい演技しますね・・」と再認識しました


2期までみたらまた感想かきます

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