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その時好きなものや思ったことなどをゆるく語ってます(ゲームとアニメ、ドラマ、他) ※はじめに、をご一読ください

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sherlock、シーズン4感想
シーズン4みました (ネタバレ注意)











正直言って、E1のメアリーの死は・・突然すぎて・・
キャスト降板させるためにわざと??などとも思ったんだけど、そのあともメアリーはジョンの頭の中の風景の一部にでてくるのでそういう事情でもなかったのかも・・
E1はちょっと脚本と演出のできがいまいちかなあ・・という印象、
でもE2すごくよくて、E3もすごくよかった
いままでのシーズンにあったE2はリラックス回というのは今回は真逆で、エミリーを失ったジョンがいやいやシャーロックの相手をして、というどん底な欝回でした・・
なんだかもう見るのが辛かった
ジョンは真実ではないけれども、メアリーはシャーロックのせいで死んだと思い込み、思い込まないとやっていけなかったんだろう、ほんとうにいままでに見せたことがない憎しみをシャーロックにぶつけるの
「子守をしてくれるのは、シャーロック以外なら誰でもいい」という言葉
痛い

霊安室で本気で殴って「お前はいい加減にしろ」と本気の怒りを見せるのも見てて苦しかった
なんでお前、そんな本気で殴るの・・・;;

メアリーのビデおを見て、「仕方がないから、だから助けに来たんだ」と打算的なことを言うけど、それでも「助けに来てくれたジョン」に感謝しうれしがるシャーロック・・
せつない・・
ジョンは苦しんでもがいてる、それを知って気づいていたシャーロック
だから霊安室で殴られてるときも、周囲がジョンを止めようとしても「いいんだ、彼には権利がある」・・って・・
泣ける
自分の体の痛みなんかジョンの心の痛みに比べたらたいしたことないと思ってるんだろうし、自分がその痛みを受け止めてあげるとしてるんだろうし・・
それに、そんなジョンなのに、最後にはその痛みもシャーロックが抱きしめてあげるシーンがあって
よかった
あれは「赦し」だよな・・ジョンの「メアリーは自分で死んだ、きみのせいじゃない」という赦しを感じて、抱擁
このジョンを抱きしめる(危機シーンは除く)というシーンはここが唯一で、シャーロックがこれを能動的にしてのけたこともすごくよかった
こんなこともできるのか・・と
髭を生やしたシャーロックの抱擁に「男」「父性」を感じるシーンでもあって、
ジョンが子供に見えた、シャーロックの腕の中で安寧を覚える幼子
シャーロックは、「赦し」の代わりに、無償の愛をあげる、
そんなシーンに見えた

このS4はシャーロックの抱擁のシーンがほんとうにおおい
E3の最後のシーンでユーラスを部屋で抱きしめて
「着陸の仕方が分からなかったのか・・」と全部受け止めてあげるシーン
ここも泣けた
最後にユーラスとヴァイオリンを奏でるところも美しい、ほんとうにいいシーン
声を発しなくなったユーラスだけど、音楽でつながることができている
そしてその音楽はかつて自分が教えたもので
ユーラスは兄弟のなかで一番頭よく、しかし感情の共有の仕方は一番ヘタで、一番情感豊かなシャーロックが大好きだった(自分にないものをもつ彼に惹かれたのだろうか)
でも「大好き」の、表現の仕方が分からずに、シャーロックの大事な友を殺すことで自分の感情をゆがんだ形で現実化させた
でもそれはシャーロックのトラウマになってしまい、マイクロフトはそれをみてシャロを助けるために、ユーラスを幽閉した
このマイクロフトの行動は公平かもしれない、そうだろう、害のあるものは排除しなくては・・
でもマイクロフトもシャーロックが大好きだったんだろう
守りたいという形で自分の思いを行動化した
それはユーラスを隔離し、ユーラスのことを忘れさせ、赤ひげの記憶も忘れさせてあげた
マイクロフトとユーラスはドライな関係だった
そんな気がする
マイクロフトはわたしはゲイだとも思ってるので、やっぱり女にはきついんだろうなあ・・とも、シャーロックには弟だけどもそれ以上の感情もありそう、とも思っている
これは完全に妄想ですけどw

マイクロフトもS4はすごくよかった
なによりもシャーロックを大事にしてるし、愛しているのがわかった
そしてシャーロックのジョンへの友情を認めて、自己犠牲をしてみせた(どちらかを殺すシーンで)あのときシャーロックにジョンを悪く言って自分に敵意をわざと向けさせるシーン、みててすぐに気づいて、この兄ほんとうに弟を思ってるんだな・・と
もうシャーロックに親友が死ぬということをさせたくなかったんだろうし、ユーラスと通じていたことへの負い目もあっただろうし、なにより弟の親友殺しなど見たくもなかったんだろう
マイクロフトは、精神が繊細そうだ
でもその思惑もシャーロックに読まれてしまって(彼もこういう心の機微が分かるようになったんだな・・と)具合悪そうにしてて、そこもよかった

そして、
シャーロックは殺されたのは犬ではなく、自分の親友だった、とわかった
でもそれを行ったユーラスをせめることはなかった
悲しみを覚えてはいたが、抱きしめた
赦したのだ
そして「抱擁」したのだ

それはメアリーを守ると決めたのに守れずに、でもジョンは最後には赦してくれた、という過程を経て
「大事な人がそいつのせいで亡くなったとしても、赦すこと」
赦してもらえること、は、魂の救済のようなことなのだと気づいたからなのだろうと考えている
そしてそれが愛なのだということも

はげしいジョンの怒りを受け、憎しみを受けた
でもジョンはそれでも助けて、そして赦してくれた、
それはメアリーの助言があったかもしれないけれども、「そうあること」はとても並の人ではできないだろうすごいことで、そういうジョンを自分は好きだし、大事にしたいし
抱擁したいと思った

S4のシャーロックはシャーロックの兄弟の複雑な関係、そしてシャーロックの「赦す」という感情を知った事、「抱擁」という愛撫の仕方を覚えたこと、ということに魅力が詰まってると思う

シャーロックは実はなによりもエモーショナル、というのも面白い
モリーとの電話のあとで「アイラブユー」の棺おけをぶっ壊してるシャーロックすきです

やりきれない感情
怒り?
彼女への申し訳なさ・・
自分への怒り
でも結果、助かったんだから
でも・・
という堂々巡りの結果、答えが出ずになのだろう

その、モリーとのやりとりは切なかったなあ・・、彼女はシャーロックの麻薬とかで裏切られてばかりでほんとうにつらいシーンが多かった・・




そしてハドソンさんはすごい見所満載でしたwww



S4でおそらく終わりかな~
と思う展開だけど、またちょこちょこ、シーズンではなく特番形式でもいいのでやってほしいなあとも思いながら
S3まではしっかりダイエットして美しいヴァージン魅力をみせてたべネさんが今回はちょっと太め?だったのが気になってしまったw
S3がやっぱり一番美しいかな・・あの結婚式の姿とか
初々しいのはS1だけど
久しぶりにS1みたら初々しくて可愛くてほんとうにときめきましたベネさん
そしてS4のジョンはどうしたものか、すごく激やせというか・・マーティンどうしたの??
すごく寂寥感と哀愁あって、かっこよかったけど・・





ついったまとめ~~~

S4は天使だったシャーロックが男になってて 慰めてジョンを抱き締めるシーンとか 変わったなあという思いでし

S4はS2が一番シリアスで一番好きだ 今までとは逆パターン



赤ひげとのエピソードは泣いた

マイクロフトも必死だったんだろうなあ
真実を隠すのに
ユーラスを閉じ込めたのもシャーロックのためなんだろう
そしてそのユーラスを最後に救うのがシャーロックという
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シャーロックはひどくエモーショナルなんだ、それを抑圧して推理してるってのわかる シーズン越えるごとに魅力をまし、最後のユーラスを抱き締めるシーンの彼は最高だった

終わっちゃうのは切ないが、何度も何度も見返したくなるドラマだ 本当に

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