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その時好きなものや思ったことなどをゆるく語ってます(ゲームとアニメ、ドラマ、他) ※はじめに、をご一読ください

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シーズン2がすごくおもしろかった(スパルタカス)



シーズン2を見終わり、特典も見終わり、3にはいりました
2の感想は
・新しいスパルタカスもなかなかいいな!
・シナリオがさらによくできてる
・展開がいい
です


・新しいスパルタカス~

新しいキャスト(スパルタカス)になってどうなんだろう、という感じで不安もありましたが、違和感は直ぐになくなりました
今回のリアムさん(Liam McIntyre)という方は、アンディが儚い美人系だとしたら、かわいいワンコ系というイメージ



この人、もっとましな写真なかったのかという感じですが、すごい垂れ目です
あとものすごく若い
アンディより10歳くらい若い気がします
あと顔の中のパーツの作りが大きい・・!
のですごい存在感です
顔は非常に美形で整っているのですが、そんなに整ったパーツをあつめないでいいよ?っていう感じ。人間はもっと崩れててダーティーな部分あったほうがいいと思うのですが・・
あと小山ボイス(吹き替えで見てる)はたいてい役者以上に特徴あるので役者の印象が薄れてしまう場合もあるのですが、小山ボイス以上に濃い
という感じ

あと非常に残念なのが、色気というのは悲しいかなあまりないのです・・、元気さと可愛さとパワーとやんちゃな感じはありましたがここに全部の魅力を振り分けちゃったっていうか・・
あと10歳くらい年取るといい感じになると思うお・・
ていうか、エロシーンももちろんあるのですが、ごめんぜんぜん覚えてないっていうくらい印象になかった・・
アンディのエロシーンは強烈だったので(エロさが)覚えてるんですが・・
戦闘して、わー!っていって飛びかかってるイメージが強いです

この方を好きな人には申し訳ないのですが、自分の好みとかなりかけ離れた感じの俳優さんだったのでいろいろと上のようにこう書いてしまいましたが、演技力は高くいい俳優さんだとは思います。
ていうか、顔の見せ方がぞのショットでも同じなんですよね・・
ブレがないという感じなのかもですが、あれこのシーンはこういう表情も見せるんだ、こんな顔もするんだ?みたいのがあまりない
アンディというのはすごくそれがあった俳優に思えるので、なおさらこう感じてしまいます。
アンディは、薄口醤油とかだし汁、だと思ってください、ああ、こんな料理もあう、こんな味わいかたもある、というイメージ
リアムは、ソースです。ソース!っていう味しかしない、っていう感じです。何をかけてもソース味になります
ていう感じです、パキパキとしたメリハリのある演技で魅せますし、すごいひと目で遠くから見てもどこにいるのかがわかりますし、目立ちます、が微細な心のひだを見せるような表情はアンディに軍牌があがるでしょう



この俳優さんを私は知らなかったのですがオーストラリア出身みたいですね
最近けっこういろんなTVシリーズにもでてるみたいです、がやっぱりスパルタカスが有名

あとこのリアムですが、普段のオフショットを見るとなんとなくオタクっぽいっておもったら、そのオフショットの際
「普段はゲームオタクです」って自分を言ってた(正確には、ゲームしかしてない僕に肉体改造のためのブートキャンプトレーニングはハードすぎるお、です)
オフショットのときにニュージーランド(撮影現場?)の自分のすまいになってるトレーナーを紹介するシーンあるんですが、その時に
「ゲーム機持ってきたけどやる機会ないよね」とかいって自分のゲーム機紹介してます



xboxかよ!(っていうつっこみ)

撮影現場にゲーム機とか携帯機じゃないのかよ

xbox360もちこんでるとかどんだけゲーマーなんだ
スパルタカスはゲームにもなってて(スパルタカスレジェンドとかいうやつです)それも自分でプレイしてたりました

やっぱり(ゲーム)オタクでした


・シナリオがさらにいい~、展開がいい~

ストーリーはアリーナをみてること前提ですすみます。

個人的によかったのは、イリティア、グラベルかなあ・・全部見返してみると。
いやあ、イリティアくそむかつくわ、早く死ねってなんども思ったわ
だったんですが、あのラストで全部すかっとなくなったよね
ネタバレするとグラベルはスパルタカスに殺され、イリティアも腹をカッさばかれて殺されるんですが、ほんとうに無念のまま事切れる、という感じがよかった
シーズン1のEDでは向かい合いながらころされたバッチー夫婦ですが、この夫婦は最期に相まみえることもなく殺されるっていう展開で、二人のここまで送ってきた人生の象徴のようで印象的。
シーズン1の時にあったバッチーとルクレツィアのようなおしどり悪徳夫婦もものすごく良かったのですが、このグラベルとイリティア夫婦はおしどりではなく、なんども冷戦状態になったりして、憎しみあったり殺そうと策略したり、途中浮気したりがもうすごいんですが、さいごまですごいどろどろしててすばらしかった
最後の回で
「カプアで待て」
「戦場は女人禁制」
あたりのセリフはシーズン1の一話目のセリフですね。それを言ってくれるのもよかった
ちなみに、ラストで
「やっと取るべき態度がわかったようだな、俺に跪け」
というグラベルへのスパルタカスのセリフも、グラベルがS1で言っていたセリフですね
かなりオマージュさせる部分が多くてシーズン2は1、アリーナの視聴した視聴者へのそういうアピール、サービスもおおくて面白かったです
グラベルに妻の衣服を切ってわたす、というのもスパルタカスがやってますが、これも自分にされたことの仕返しでしょう
しかしグラベルは妻への思いをなくしていた時期にこれをされたので、その切れ端も捨ててしまったし、約束も守らなかった、これをみてスパルタカスは妻を餌にこの男を苦しめるのは無意味と思ったのだと思います


また今回は、解放された奴隷をまとめるスパルタカス、というのにも焦点があたっていて、これゆえスパルタカスの悩み、苦しみというものはあまり目立って描かれてないイメージなのですが(そんなことはないけど・・・)この解放された奴隷のごたごたというのがドラマとしておもしろく描かれていた

奴隷の中にも、出身と民族でかなり選民意識がつよいというのが、集団の中で衝突をうんでおります、そして人間はほかの民族を忌み嫌い、受け入れず、というのがあるのは昔からなのだろうとおもう
今回はガリア人のほかに、ゲルマン人というのがでてきます(S1にはあまりいなかった)これはアグロンの民族
きちんとドイツ語みたいのを話してます。
またナシルというシリア人の奴隷もでてくるのですが、彼はシリア人ということでかなりはじめのころクリクススやアグロンあたりに差別されてます、シリア人というのはあシュールがいました、どうもその彼のイメージが強いのでしょう
ここらへんのドラマを見る限り、
はじめにとある民族Aに出会って、嫌な思いをした民族BはそのほかのA民族に対しても、嫌なイメージを持ち続け、少しの出来事で諍いを起こし、歩み寄りをしなくなる
という現代にも通じるモチーフ
そしてスパルタカスの強みは、その民族間の差別をしない、ということです
民族を大事にするが、おまえはA民族だから、みたいなことはいわない
民族に生まれた、ということはその人の出生と生きていく大体の方向性を決めてしまうが、それが全てじゃないと思わせてくれます
証拠に、ローマ人をひどく忌み嫌うスパルタカスですが、途中で出会ったローマ人のおっさんとも意気投合して仲間にしてます、S3ではローマ市民さえ、話して想いが通じる相手には恩赦をほどこしてました
ここにスパルタカスの強さもですが、成長も感じました
シーズン1では~民族は皆殺しだ!と息巻いていた彼は、ここまで変わった

ひとりひとりと向き合ったのでしょう、民族に縛られないことをよしとしたのでしょう
スパルタカスの言動は「俺たちは自由だ」です
この言葉はやはり今にも通じるすばらしいものだと思うのでした








スパルタカスはキャストも全員好きです
機会あればそれも語りたいところ

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