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その時好きなものや思ったことなどをゆるく語ってます(ゲームとアニメ、ドラマ、他) ※はじめに、をご一読ください

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シャーロックS3の感想
シャロファンの知り合いに「早くS3見ろ」「ますますホモ展開だから見ろ」って言われ続けて、週末にかけてみました。

感想は、すごく面白くなってる!
でも3話のラストで全てパー

です。

以下、ネタバレ注意































ていうか、もうモリアーティはいいだろ・・・・・・・・いい加減しつこい
個人的にモリアーティは嫌いじゃないがやることなることが派手でちょっと悪目立ちしすぎ?と思っていた。ぶっちゃけS1のラストで彼が姿を現したときは「お?」って思った。んで、S2で延々モリアーティに引っ張られる3話がちょっとしんどくなってきた。でも3話でそれに決着がついた。ほっとした、本当にほっとした。S3にはシャーロックのマインドパレスの奥深く、意識しない無意識下の墓地のようなところに鎖に繋がれているという描写はなかなかいいな、と思ったが「こんなにひっぱってるのか」とも思えば嫌な感じも受けた
んでS3はモリアーティとはまた違うタイプの敵キャラがでてきて、このマグヌセンが下品というより無礼な感じがしてすごくぞくぞくした。シャーロックの静謐な部分を、それこそヴァージンな部分を笑っているようなキャラで、シャーロックの食べてるパスタを手で避けて、その中にあるオリーブを取り出してシャーロックの目の前で食べ、その汚れた指をシャーロックの飲み水で洗うというシーンがあるんだが、これがなんともこのヴァージンを犯すレイプ犯のような感じがしてぞくぞくする。シャーロックもこの相手には「嫌悪する」ということをしており、なかなかこういうすの感情を見せないキャラなだけにぞくそくするんだが、このキャラがいいんだ。
このキャラをどうしても自分の論理と武装ではどうにもできないと知って、とる行動が本当に人間じみていていいし、私はこのシャロvsマグヌセンがすごくよかった。
そしてそのシャロのおこした現場に駆けつけるマイクロフトにシャロの姿が「泣いている幼い弟」に見えるというのもよくて、ここにくるまでマイクロフトが幼いシャーロックを馬鹿呼ばわ尻して(おそらくこれも自分の確立のためにしたのだとおもう、マイクロフトはシャロの弱い部分・社会に不適応な部分は自分も同じに持っているのを知っている。でも自分はそれを利用し、逆に頭の切れることを生かし、不適応できない自分でも生きられる術を身につけた。つまりおねしょはしないしても隠していきられる道を見つけている。でも弟は周囲の目を気にせずおねしょをする。「みっともない」「馬鹿」と罵る。これは自分の中にあるできてない、と思う自分を怒るのと同じで、シャロを怒ることで自分の中にあるものを見て見ぬふりをしている。おねしょというより性癖という方がいいと思う。
たとえば、マイククロフトがゲイで、それを隠して生きている。しかし弟は隠そうともしない、というか隠す術を知らない。それをみて「ゲイ」「みっともない」というようなもの。シャロは幼いことはそれに泣いたが、今は「だからなんだ?」と平然としている。ゲイであること=不適合でも気にしない。それがマイクロフトは気に入らない。
自分だったら、あんなに奔放で周囲を気にしないでいたら普通はだめだろ?自分だったら避難されたろ?っていう
マイクロフトはそのシャロを受け入れているジョンやハドソンが気に入らないのもそれ。
自分だったら、そういう反応をされなかった、という環境がそこにはあって、シャロはそれを持っている。
政府の高官で忙しい身の男があんなに頻回に221Bを訪れるのもそれゆえ。冷やかしするのもそれゆえ。
そんなマイクロフトが「ああ、シャーロック」といって幼いまま泣いているシャロを見る、というのはすごくよかった。個人的にS3の一番の名シーンはこことも思っている。
この流れで、弟と東ヨーロッパに飛ばす。そこでシャロとジョンのシーン、それで終わりで良かった。
モリアーティまじでいらない
あそこで感動が全部ぶち壊された・・本当に、いやまじで
モリアーティの名を騙る誰かが?っていうのならまだいいんだが・・
ていうか、また生存してでてくるのか????
勘弁してくれ

S3はこのシャロ兄弟もいいのだが、シャロを取り巻く周囲の態度も一変してるのがいい。
例えば、レストレード。
二年はん追いかけた強盗を捕まえられるシーンがあるのに、シャロの電話一つでその場から離れてしまうのがあって、若い愛人に言いように振り回されてるおっさんみたい(・∀・)、って思ったんだが、まさにそれ。
しかも呼びつけたシャロは平然としてる、驚かされたのはレストレードだけっていうのも今まで以上に強くなってて、おもしろい。
ていうか、狂言自殺したあとでもあるのでますます心配だったってのもあるんだろうー狂言がなければ「またいつものわがままか!」って無視したかもしれない、なんかシャロがいないこともあって周囲が変化してたな、それが見れたのがS3
あとはアンダーソン。
彼はなぜかもう警察をやめていて?なんだかもうシャロおっかけファンクラブ会長みたいになってる。
彼の中で「シャーロックを追い詰めることが生きがい」みたいになってたんだろう、それがいなくなって生きてると信じて・・彼が二年間それを追い続けることに人生をかけて、生きて帰ってネタバレ聞いて、それがあまりにも簡単なことで、ぽかーんとして泣き崩れるのがいい
あとそれで幻滅したならまだいいんだけど、吹っ切れたのか、完全におっかけみたいになってるのがまたなんかおもしろい。「もうストーカーだよね!」とかいわれて「違うわ!」とかいってたけど、それは図星さされて「違う」とかいったんだろうなって思うと、いい
アンダーソン→シャロっていうのは今までまったくノーチェックだったのに公式がどっかんどっかんすごい燃料くれました、ありがたや

んで、ジョンとシャロですが、個人的には安定期にはいったかな。っていう
このふたりのぶロマンスはS2がピークだった気がする。
今はメアリーというキャラもいることで、シャロもジョンも、お互い暴走しないでいい距離感でお互い影響し合ってる感じ。
ジョンが「危険な相手に惚れる」というリスクジャンキーなのは、シャロに惹かれて、メアリーに惹かれて、なんだとおもう、っていう解釈がもう公式でされていたので何も言うことはない。
ジョンは「ゲイじゃない」というが、彼は完全なバイだと私は思っている。
バイで、いろんな異性に惹かれるが、同性はただひとりだけ生涯愛す、っていうタイプ。
ここ数日、このゲイとバイについても考えたんだが、ゲイはそうとう自分の性認識の自己主張がないとならないが、ニュートラルでバランスのいいモノの考えができる人はバイで落ち着くっていう。ジョンは、かなりエネルギッシュで自己主張が強いでしょ、でも自分の中の否定要素も大きい、いい意味でも悪い意味でも「社会常識に反すること」を公にして受け入れることはできないひと。シャーロックは好きだし、大事だが、自分は女性が好き、という思いをいつまでも大事にしては(私にしてみればそんなものは捨ててしまえとおもいます)シャーロックへ向かう感情を「友情」でぎりぎりの理性でもって止めているところありそう。
というのも、これと逆なのがシャーロックで、愛情も友情も寄せられたこともなくて、それがどんなものかも知らないでいたところ「君は僕の親友」とジョンにばしっといわれてきょとんとしてそのあとそれをじわじわと感じ出しては「え、信じられない?え?」ってすごいきょどってるシャロがいて、彼は初めて愛される喜びを知ったな、と思ったのがS3E2。
あのしーん、これはすごい告白だったな。っていう
シャロには「親友だ」と言われることも「愛している」と言われることも変わらないんじゃないかな。ていうか、「愛してる、ここで君とキスしたい」と言われても「うん、いいよ」とか普通にいってそれを受け入れちゃうところありそうよね
ていうか、S3で一番好きなのはこのE2で、この愛される喜びを知ったシャーロックの魅力、なのです、これがみどころなんです。礼服を着てるシャロがもうメアリーを食ってしまうほどの今すごく幸せな純愛してます、みたいな顔でジョンの横にたたれると彼が花嫁みたいに見えて困るんです。ていうか、一番脚本も練られていて(いろんな謎が最後に一致する)人間ドラマも面白くて、コミカルですごくハッピーなエピソード満載のE2が好き。ていうか、S1はおいておいてS2もE2が一番好きだったな・・ていうか、E2はいい感じにリラックス回なんだよな、んで二人がよく遠出とかしてる。

まとまりありませんが、まあこのS3も面白かったです。非常によくできてました
だからこそ、あのラストのモリシーンがいらねえと思うのです


以下、ついったまとめ




バイオショックのポスターがあるシーンってここかー(左の壁)
※このポスターがあるってことで結構ゲームブログが一時盛り上がっていた。まあゲームしない人はバイオショックと言われてもわからんだろうけど、海外で(日本でも)大人気のゲームなんですよ。

ていうかS3のシャロの美しさよ

本当に、S3のシャロは全体的に色白美人さんでたまりませんでした、黒髪似合うわ・・ベネさんは本当は茶色っぽい髪みたいなんですけど、このブルネットが最高です、ていうか、シャロの衣装、髪型が彼の純な美しさを最大に引き出している
本当に、世間の荒波を知らない無垢な人、というのがピッタリ

銃はボディチェックで奪わなかったのか?っていう謎も マグヌセンはそこが甘かったとかちょっとないわ

あとは3話のシャーロックの飼っていた犬がマインドパレス(っていうか死んでいくときの精神)にでてくるシーンとか子供時代の彼に重なるところとかすごく好き
わんことじゃれてて、それに対し愛情を向けているシャロってのが驚いた・・(もっと寡黙な子かと思ってた・・
あとその時のシャロが本当にかわいかった

あと死んでいく、という意識の虚への落下、というのが螺旋階段をマントを翻して降りていくっていうのも・・いい
きちんと手では手すりに触れているのも、ここを離したら自我が崩壊する、みたいな感じにもみえていい

最後にマイクロフトが幼いシャーロックが泣いているとして見るシーンとか(ヘリで来たとき


今回は両親もでてきたしマイクロフトとの関係との描かれ方もすごくよかった

あと家の外でタバコふかしてる兄弟の図がいい、こんな風景いつかモルグでのクリスマスでもなかったか・・?




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