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その時好きなものや思ったことなどをゆるく語ってます(ゲームとアニメ、ドラマ、他) ※はじめに、をご一読ください

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clinic を見た



スパルタカスのアンディ・ホイットフィールドがでてるということで見た映画。
パッケージから漂うB級臭にまったく期待をしてなかったのですが、これは意外や意外すごくいい映画でした。


以下は、またもやアマコメ転載です、これはアップされないと思ってる

パッケージやタイトルがB級臭を醸し出してますが、実際見てみると想像以上によくできてました。
キャラクターの魅力も十分で悪役にも味があるキャラがおり、誰ひとりとして余計なキャラはいない。
また、シナリオ構成、演出、カメラワークが練られており、十分佳作と言える作品。
オープニングの見せ方から凝った映像です。美しいカメラワークはなかなかに心に残る。
BGMも悪くない。
ジャンルとしてはサイコスリラーですが、グロイ描写がメインではなく、極限状態に追い詰められた人間、母親の狂気が垣間見え、それに対する恐怖を感じさせるというつくり。
しかしその狂気も子供を人質にされた母が我が子を思うがためのものであるため、とても人間的で、
サイコパスのような「何を考えているのかわからない」というものではありません。
納得できますし、気持ちがわからないでもないと思えてしまう。
最後の母親の洗面所での死のシーンはぐっと心に迫るところもありました。
この作品に非常に似ていると思うのが、サイレントヒルシリーズ(ゲーム版のほう)。
・閉鎖的な村の住民たち、そこはおかしな風習が残っている村、そこの村人にグルになって非人道的なことをしてる事件に巻き込まれる主人公
・囚われた人物たちで殺し合いを始める
・ポラロイドカメラ、ランプなどの手に入るものを駆使し、事件の真相を掴んでいく
・さまざまな境遇の母と子がでてき、そのまた母親とのつながりのドラマがせつない
・非条理で救いのない罪のないものたちの死
・音楽がすごくいい
などの点が似ております。
当方はサイレントヒルが大好きなこともあり、「にてる」と思い出してからますますこの映画をみてて面白く感じるようになりました。
そもそもこの映画は、スパルタカスに出ているアンディ・ホイットフィールドをみたくてみました。
そうでもしないと見ようともしなかったでしょう。
みたいとなかなか思わせない安っぽい日本版のパッケージです。
これには少し問題が有るとも思います。
ここがこの映画のマイナスポイントでした。
また見所として主演女優がすばらしい演技力で、強く美しく描かれているのも魅力的でした。
泣き叫ぶだけはなく、自分の置かれた絶望的な立場でも諦めることがなく果敢に戦っていく姿、仲間を見捨てない正義感の強さは頼もしく共感が持てます。
またラストまでいろんなどんでん返しが用意されてるのもよく、最後の最後、クレジットが流れる直前まで楽しめました。
もっと知名度が出てもいい作品に思えます。



アンディの映画は本日「ガブリエル」もみたのですが、それもまた感想書きます。
それもいい映画でした。
アンディのでてる映画はこのクリニックとガブリエルのみみたいなのですが(どっちも主演、クリニックは主役ではないですが・・)どちらもいい役に思えます。
数少ない彼の映画作品はどれもすばらしい、それが救い


アンディのことは少し書きたいことがでてきたので、カテゴリを作ってしまいます。
スパルタカスやドラマ、映画、のこともですが、彼の闘病のこととか私生活とか、そういうのもちょっとかければなあ・・と
ていうか、アンディのファンブログみたいのを日本で書かれてる方いないのかしら????


クリニック(邦題;マザー)のアンディ写真いろいろ



頬杖かわいい




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