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その時好きなものや思ったことなどをゆるく語ってます(ゲームとアニメ、ドラマ、他) ※はじめに、をご一読ください

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ドラキュラZERO
を見た。


なにげにかったDVDだったのですが、いやあ・・面白すぎてやばいわ。
今げきハマりだわ、なんなのこの魅力!!

悲劇とかオペラ好きな人向け
これすごい作品よ、なんていうの?現代のシェイクスピアのよう!


ていうか、これ悲劇の美形主人公が運命に翻弄されて、愛するものを奪われて修羅になるっていう悲劇オペラの王道みたいな作品だからいいんだわ
やっぱり王道最高
オペラっぽいといったけど、あの妻が落ちていくシーンがまさにオフィーリアだった・・

これ

この監督ぜったいシェイクスピア好きだろうとやっぱり思う


ということで感想。
amaで書いたのですが、また採用されないかも、なので転載しておきます。



家族愛に焦点を置いたストーリーがよくできております。
一大悲劇のオペラのようでした。
これは原作の小説をアレンジした映画とのことですが、解釈の仕方、展開の妙さはすばらしく、主人公の手にしている愛はあれよあれよという間に指の間よりこぼれ落ちていき、抗えない悲劇に進んでいく様はとても見ごたえがあります。
また、オスマントルコの時代が舞台ゆえ、クラシックでアジアンな雰囲気も出色のでき。
しかしここにこだわってクラシックに偏りすぎず、適度にSFXを使った映像はモダンでスピーディーでもあり、現代の映画に見慣れた目をも飽きさせません。
以下は、一度見た方向けかもしれませんが、感想など。
吸血鬼というテーマを、自分の愛するものが侵略されているときにみせる一人の男の苦悩のドラマ、にうまくのせております。
主人公のヴラド公のその「家族愛」の前にみせる献身っぷりは、オスマントルコという巨大な王国に侵略されているという一国の王という立場にして、常に逆境にあるなか曲がりないものとして描かれております。
ぶれのない主人公像は感情移入がしやすく、また好感が持てます。
彼の嘆きの前に、愛する部下、妻、が奪われていく様は非常にドラマ性があります。
そしてその憤りをやるせなさを、唯一の希望である息子に見いだして戦っていくラストシーン。
ここがすばらしかった。彼が宿命の敵を倒すとき「私は悪魔の息子だ」といって笑うところです。
これは、ここまでの展開とよくつながっているのです。
冒頭、息子を敵に委ねるということをしない決断をしたとき、敵を斬ってかれた大地の上に遠くを見て立つ姿。
この時のヴラドは 虚 というものがふさわしい姿でした。
彼はずっといままで、機械のように人を切ってきたのでしょう。
その証拠に、魔物に「人を殺すときなにを思う」と言われて、ヴラドは「何も思えない、それが自分は問題なのだ」といいます。
彼は幼くして戦いに身を投じなくてはいけなかった、それは人質となっていたからでした。
心を空虚にしないとでも、自我を保てないほど、その人を戦で殺していくという日常は壮絶で苦しかった、と想像できます。
その結果、刀をふるときは「心は無であれ」としたのかもしれません。
その空虚を埋めてくれのが、愛する妻と息子だった。
そしてその愛に出会うことで自分の人を殺していた過去は間違っていた、父は間違っていた、と気づけた。
だからこそ自分のようにはなってほしくないと息子を守った。
そして、また手段として魔物の力を手にした。
彼は「心を無にして自分を殺す機械」にすることをしてた人です。
通常の人なら、悪魔に身を売ってその力を手にしよう、と思いつきもしないでしょうが、彼は簡単にその一線を越えることが叶った。
古代の魔物も、一目おいていたみたいですし・・
この時も苦しみをもしたでしょうが、愛する妻と息子がいたから心は正常に機能していた。
そのバランスを崩したのが、血を飲んだとき、これは愛する妻の死の瞬間と重なるのですが、ここで彼は手段ではなく、自分の感情の発散としても殺しをするようになった。
犬歯で獰猛に噛み付く姿は、狩りを楽しむ肉食獣のようにも見えました。
彼が息子を守るために、完全なる怪物に覚醒するために、愛する妻の死は必須だったというのが、悲劇です。
そして、彼は宿命の敵を殺したとき、「殺しの喜び」を初めて感じたのでは、と思います。
「殺しに何も感じない」機械のように殺しをしていた彼が、「殺したい」と思える相手を刃に掛ける。
この瞬間、自分は「悪魔になった」と「悪魔の息子だ」というのです。
大切なものを守るために、殺しに意味を見つけてしまった。
修羅になった一人の男。
その悲劇。
そして、その悲劇を和らげてくれるようなラストシーン。
また世代を超えて出会う二人ですが、この男は愛する家族を純粋に守り、戦った男ではありません。
もう「殺しに快感を感じている男」でしょう。
妙にこざっぱりした姿は、逆にここに来るまで幾千の命を奪ってきたのか想像ができずに、ぞっとします。
このあとはどんな悲劇が待ち受けているのか・・思うだけで、恐ろしい。
続編も是非ともみたい。
その際は、是非この監督で、是非このキャストで、お願いします。



以下は、ツイッターメモね


ドラキュラ思った以上におもろいおおお 主人公エロい、ストイックに血の欲望に耐えてるときに「私の血を飲んでください、ゲヘヘ・・」っていうジプシー男を「黙れ!!」っていっておいはらってそのあと懐にしまってある銀の指輪をわざと握って「うううう(」て自分を罰してるところエロい
卑怯な人間になるより誠実な魔物であるほうがいいっていう展開がなあ・・すごくいい、これシナリオがすごく良く出来てる
トルコ舞台なのでアジア色が強い映像なのも美しい
血の渇望に耐えるのが3日ってきついわな、その間ドラキュラの力使い放題なわけで、期限切れになる3日目の状態のときにまだもっとこの力がないと愛しいものを守れないのだ、まだこの能力を使いたいってなってるのがずるい
ドラキュラになってしまうというより、自ら望んで、という道を選んでその宿命に苦しんでるのがすごくいい、とくにストーリーのメインには家族愛、夫婦愛を主軸にしてるのもいいわ・・家族を守るためなら自分はどうなってもいいあたりが
人間の血を飲むと身も心も悪魔に捧げるというわけか、十字架に抵抗ができるのも悪魔に捧げて信仰を失ってしまうっていう設定なんだな・・
ここらへん設定が良く出来てる
お試しヴァンパイアの期限切れで血を飲まなければこのまま人間にのところのやり取りが
「課金して」「だめだ、私は無料で最後まで行くと決めたのだ」「飲んで!」
飲む
「チャージが無事に完了しました」
うああああ
みたいな感じ
自分の中の信念を曲げてしまったことの嘆き


なんだ、この衣装ww
ブラド「課金してきました」
っていう装備をマジでしてきてちょっとワロタ
しかも課金して吹っ切れたのか、自分の周囲にいた仲間(見目のいいキャラ5人ほど)も自分の血を飲ませて仲間にしててワロタ・・
信念曲げて吹っ切れた人はもとが善人なほど怖いでえ
しかも血を飲むのを恐れなくなったらどんどん牙で食い殺して血を飲みまくってる、こわいこわい
見終わった~ 

やばいすごいおもしろすぎだった、ラストも最高だった
ていうか、全部が自分の好みにぴったりとはめ込んでいて、憎い演出もたくさんでしたわ~ていうかラストはトルコなのここ? 
続編作れそうな勢いだな、これで終わってもいいけど
ていうか、ドラキュラ伯爵というのはまさにヴァンパイアの元祖になったと思うのでこの男があちこちで血を与えまくったので増えてったんだろうなな
全体的にホモホモしいのも好みでした、主人公がエロかった(悶えてる姿が
脳内でどうやってホモ文書こうか~といろいろ思い出してるあたりがもうやばいね
とりあえず、メフエトには相当愛されてるだろ・・
だってメフエトは「お前の息子が欲しい」ってずっとずっと自分の命に代えてまでいってくるのがもう病気だろww
お稚児さんとして欲しかったんだろw(愛する男の息子が・・
ていうか、最後のメフエト戦闘でやつが自分のベッドにブラドの息子をくくりつけて拘束してる時点でアウトだった
しかもそのまえでブラドを煽る煽るw
ていうか、メフエトの部下でめっちゃおんな顔の奴がいて、あれ女性か、と思ったんだけど声がすごい男でびっくりだよ、結婚もしてないみたいだしメフエトはそうなんだろう
もうそうとしか思えないおー
あとはジプシーの男の献身ぷりもすごかったし・・あれ最後ブラドが回復するまでいろいろ世話したんだろうとおもうとたまらぬ
あとはなんといっても古代の魔物がね、ブラドの誘惑シーンがぜんぶエロかったのと(なんで味見とかしてんだよ(首ペロペロ
あと、自分の血を飲まさせながらエクスしたしー感じまくってるシーンがすごかった


あれ、お前は私に支配され続ける~とか言ってたからずっと見守られてたんだろうな、何かあるたびに声が聞こえるとか、魂の深いところ繋がってるとかエロイね? 最後スーツで街に繰り出してるし・・ ふう・・

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